【AWS第3回】7つのベストプラクティスとは

AWS

お疲れ様です。
うみんちゅ(@u_mintyu)です。

AWS試験対策講座 第3回でございます。

今回解説をする「7つのベストプラクティス」

AWSを構築および運用するにあたって非常に重要な考え方です!!

こうすればAWSをうまく使えるからね!

とAmazonさんが提言している文言が「7つのベストプラクティス」です。

それでは、解説にはいりましょう。
※前回はこちら

 

I太郎
おすすめの管理方法的な?
T之助
そうですね、AWS認定試験でも基本となる考え方なので理解しましょう。

ベストプラクティスの存在意義について

ここで一度、AWSの特性についておさらいをしましょう。

AWSはクラウドサービスであり、ネットワークやサーバといったインフラストラクチャから

アプリケーションまで、様々なITリソースを使用者が自由に利用できることが最大の特徴
でしたね。


そもそもクラウドの特徴として、必要な時に使いたい分だけITリソースを使えることが挙げられますが


AWSではそれに加えて

システムの負荷など使用状況に応じて、サーバ台数やストレージ容量を

リアルタイムで増減することができるのです。(手動設定はもちろん、自動でも可能)


「7つのベストプラクティス」が存在しているのは


オンプレミスの考え方を捨てて、AWSだからこそ実現できることを考えよう!


というAmazonからのメッセージともいえます。

7つのベストプラクティスについて解説

ベストプラクティスの意味を理解したところで、中身をみていきましょう。

AWSが提唱するベストプラクティスは以下の7つです。

今後出てくる技術のほとんどはこれら7つのベストプラクティスに基づいていますので

ふんわりでもよいので把握しておきましょう。

実際に試験問題でも出てきますからね!!

故障に備えた設計で障害を回避

これは見たまま理解できますね。

AWSではリージョンとAZという概念があり

それらにシステムの機能を分散させることで、障害時でもシステムが停止しないようにします。
※リージョンとAZについては前回の記事をみてね!

AWSを構築する際には、「故障に備えた」設計を意識しましょう!


コンポーネント間を疎結合で柔軟に

さて、なんのこっちゃです。

単語の意味から解説します。



コンポーネント=構成要素/構成部品

疎結合=情報システムにおいて、2つのシステムが緩やかに結びついている状態



疎結合についてもう少し砕けた解説をすると

分けるのが楽

ということです(反対語に密結合という言葉があります)

例えばですが、メールシステムをつくるとします。

メールと一言で表しても、様々な機能が重なってメールシステムを作っていますよね。

①ユーザ認証
②メール送受信
③ファイルチェック機能

という3つがあったとしましょう。

これらを「疎結合」・「密結合」で表すとこんなかんじ↓

うまい具合に分けておくと管理しやすいよ!

というわけですね。

伸縮自在性を実装

こちらも難しい言葉です。

言葉の意味を調べてみましょう。

伸縮自在性=思いのままに伸ばしたり縮めたりするさま

わりと見たまんまでしたね。


実は、この伸縮自在性の実装こそがAWSのポイントだったりします。

いまはメールを送るのに3台のサーバを利用しているけど
明日の15:00に1万通のメルマガを一斉送信したいんだよね~。

というI太郎くんがいます。

1万通ものメールを一斉送信するには3台のサーバでは足りません。
どうすればよいのでしょうか。

通常のオンプレ環境ならば
新しくサーバを購入して設定して設置して検証して…….となり
とても明日の15:00には間に合いません。

しかし、AWSなら!!

じゃあ、明日の14:30~15:30までサーバ3台追加しよ。

ということができてしまうのです。

 

当然、目的が達成できれば、追加のサーバは解放します。

使いたい分だけ、自由に追加したり、減らしたりできる。

これが「伸縮自在性」です!

T之助
オンプレでは絶対にできない対応ですね。

すべての層でセキュリティを強化

これは文章で理解できますね。

AWSはクラウドサービスという特性上、セキュリティを非常に重要視しています。


例えば、柔軟な対応を可能にするため疎結合したシステムを構築した場合

考慮すべきセキュリティポイントはどれくらいあるでしょうか

すごくいっぱいあります。

ネットワークからアプリケーションまで

OSI参照モデルの全ての層でセキュリティを意識することが大切です。

セキュリティについての問題は結構出るので

コンポーネントごとのセキュリティを理解していきましょう。

制約を恐れない

制約とはなんでしょうか。

これは、オンプレミスでは気にしないといけなかったハードリソースの制限など

クラウドサービスでは気にする必要がないポイントを押さえましょうね!

という意味です。

7つのベストプラクティス全てに言える事ですが

オンプレとは考え方がまるで違いますので注意しましょう。

クラウドの利点をフル活用してシステム構築および運用することがAWSの理想です。

処理の並列化を考慮

メールシステムで例題をだします。
※あくまで例です、「処理の並列化」を表現したいだけなので,,,

メールに添付ファイルを付けて、自動暗号化して送付するシステムがあるとしましょう

実際はこんな処理してねーよ!!!

と思われるのは重々承知ですが

処理の並列化という視点でみてください。

※暗号化処理を2つ書いてますが、ミスです。宛先確認とかに読み替えてください。。


並列化していない場合は、もちろん処理をひとつずつ進めていくわけですが

並列化すると以下のイメージになります。

※メール作成と暗号化を別のサーバで実施しています

並列化とは、図のように別の処理を同時進行させることです。

これにより、効率的な処理ができるわけですね!

T之助
ハードリソースの制限がないからこそ実現しやすい構成です。

さまざまなストレージの選択肢を活用

AWSにはストレージサービスの種類が色々あります。

使用用途(容量)によって、料金体制も異なりますし、システムの構成にも影響がでます。

ストレージの種類や適切なシステム構成については

あとで嫌というほど出てくるので今は解説しません。

ストレージにはいろんな種類があって、システムによって適切なタイプを選択するんだな。

くらいで覚えておいてください。

まとめ

今回解説した「7つのベストプラクティス」は試験でも頻出する重要な考え方です。

今後の試験対策記事で専門的な用語を覚えていくうちに

ベストプラクティスも自然と理解できるようになるので、ひとまずはふんわり覚えておいてください!

それでは皆さん、よいITライフを!

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